matahari5’s diary

日々のインプットからアウトプットしていきます

きたきた捕物帖

宮部みゆき著の下町のお話です。

下町の長屋に住む江戸の庶民の暮らしの話は

普段から好んで読むのですが

人にやさしく接する人には助けの手が差し伸べられ

いけずな人や、妬みや嫌味にあふれる人は

それなりの報いがあるものです。

 

町中の人や差配さんは話の行間から人間の機微に敏感で

人間関係の落としどころが絶妙だったりします。

いくら肉親がいなくても縁のある人たちに囲まれて

縁を大事にして生きている主人公が頼もしいです。