matahari5’s diary

日々のインプットからアウトプットしていきます

過ぎ去りし王国の城

The Castle of Kingdom Gone

宮部みゆき著の作品です。

 

中学三年生で推薦で高校進学が決まった男子と女子が出てきます。

壁として存在感が薄い者、学校の人気者から疎まれる者が

ともだちを得て、自分の過去と向き合い新たな道に進むといった感じでしょうか。

絵を描くという行為は現実を離れ、

ともに同じ状況を経験したことで仲間意識が生まれます。

途中胸が詰まる思いをすることもありますが

渦中の人たちが皆新たな人生を歩み出していくのはよかったなと思います。