matahari5’s diary

日々のインプットからアウトプットしていきます

アルスラーン戦記

田中芳樹著の小説で、漫画化、アニメ化もしています。 原作小説が完結したことを受けて、最初から読み返しました。 最初に読んだのはもう20年以上前です。 中東っぽい地域での王太子とそれを支える人たち 相対する人たちとの闘いの話です。 どんどん登場人物…

愚かな薔薇

恩田陸著のファンタジー作品です。 恩田陸著作はミステリー、ファンタジーなどいろいろありますが この作品はミステリーとファンタジーでしょうか。 まずハードカバーの分厚さにしり込みしそうになりますが 読み始めると最後まで一気に読んでしまいました。 …

ええじゃないか

谷津矢車著の「ええじゃないか」。 幕末の市井の人々、お庭番、御家人、新選組、土佐藩など それぞれが時代を生きている群像劇のようです。 「ええじゃないか」が恣意的に企てられていたのが 自然発生していくのは時代のうねりを感じました。 あの時代特有の…

過ぎ去りし王国の城

The Castle of Kingdom Gone 宮部みゆき著の作品です。 中学三年生で推薦で高校進学が決まった男子と女子が出てきます。 壁として存在感が薄い者、学校の人気者から疎まれる者が ともだちを得て、自分の過去と向き合い新たな道に進むといった感じでしょうか…

宗歩の角行

谷津矢車の著作です。 江戸時代?の将棋指しについて、関係者から聞き取りして 多面的に、各方面から人となりを描いていきます。 お酒がないと将棋から逃れられないというくだりは 才能に恵まれるということが多くの負の側面も持ち合わせるのだと 羨ましいと…

The Queen ザ・クイーン エリザベス女王とイギリスが歩んだ100年

イギリスのエリザベス女王の話です。 英国王のスピーチ、報道などでうっすらと知ってはいたことが 一連の歴史の中で多くの人々の中で語られています。 女王、妻、母親、娘、姉等々の数々の役割の中で 長い間女王の役割を果たし続けていることがわかります。 …

廉太郎ノオト

谷津矢車著の滝廉太郎のお話です。 花、荒城の月などの作曲家で、若くして亡くなったというくらいしか 学校では習わなかったので知りませんでした。 ピアニストとして第一人者であったことはこの作品を読んで知りました。 ドイツ留学をしていたのも。 唱歌、…

三島屋変調百物語六之続 黒武御神火御殿

宮部みゆき著の三島屋変調百物語シリーズの第6弾です。 聞き手がおちかから小旦那こといとこの富次郎に代わりました。 毎度のことながら、分厚い本だというのに読み始めると止まらなくなります。 今回おちかがちらっと登場し、結婚後幸せそうに暮らしている…

三島屋変調百物語伍之続 あやかし草子

宮部みゆき著の三島屋変調百物語のシリーズ5弾目です。 1~4も読んできましたが、今回で第一部終了だそうです。 江戸時代の人々の暮らし、人々の心の機微など 読み始めるとハードカバー厚さ4センチながら 次が気になって時間も忘れてしまいます。 恐ろしい話…

ミライの武器

子供向けのロボット開発者の吉藤オリィ著作です。 いろいろと胸に刺さる言葉が多いのですが 今の自分に一番強く残ったのは、 「みとめてくれる人のそばにいよう。」 ほめてもらいたい訳じゃなく、未来の自分もみすえて 認めてくれる、評価してくれる人が近く…

気候変動に立ちむかう子どもたち

タイトルにある通り、 世界中で気候変動を危惧し活動をしている10~20歳代の 若者たち60名の作文集です。 若者たちはそれぞれの国や地域の置かれた状況下で活動しており 勉強との両立、リーダー世代と理解できない状況などに苦闘しています。 中1の時、勉強…

いちねんかん

畠中恵著のしゃばけシリーズです。 しゃばけシリーズはすでにたくさん出版されており ほぼすべてを読んできていますが、毎回ほっと一息つける人情話です。 この「いちねんかん」は 寝込みがちな若だんなが両親の不在の1年間を乗り切る話です。 将来を心配し…

この国の希望のかたち

伊勢雅臣著の作品です。 「川を上れ、海を渡れ、そして坂の上の雲を見よ」 「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、 計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。 故に、夢なき者に成功なし」(吉田松陰の言葉?) この2つの言葉を知ることができた…

最後のひと葉

オー・ヘンリー著の最後のひと葉を代表とする短編集です。 最後のひと葉は有名で、学校でも読んだ記憶があります。 賢者の贈り物もとても有名な作品です。 それ以外の作品はほとんど読んだことがなかったのですが 二十年後、犠牲打は読んでいて身につまされ…

青春とは、心の若さである。

サムエル・ウルマン著の詩集です。 この青春というタイトルの詩は、なんとなく聞いたことがありましたが 詩の全体を読んだのは今回が初めてでした。 作者が80歳になってからの作品と聞いてからだと さらに説得力が増すような気がします。 他の作品でも意味な…

きたきた捕物帖

宮部みゆき著の下町のお話です。 下町の長屋に住む江戸の庶民の暮らしの話は 普段から好んで読むのですが 人にやさしく接する人には助けの手が差し伸べられ いけずな人や、妬みや嫌味にあふれる人は それなりの報いがあるものです。 町中の人や差配さんは話…

赤毛のアン

世界的にも既に読まれてきた作品です。 以前図書館で借りてアンシリーズを全て読みましたが 傷み具合や本のにおいから古くからあるんだなと思いました。 実写版、アニメと映像作品もたくさんあります。 久しぶりに赤毛のアンを読み返すと 初めてアボンリー、…

四十九日のレシピ

今年の年初に本の福袋で手にした本の一冊でした。 映像化されたのも知っていたのでタイトルだけは聞いたことがありましたが 自分で手にしたことはなかったので 福袋というのはこういう利点があったのかと思いました。 義理の母が亡くなったことをきっかけに…