畠中恵著のしゃばけシリーズです。
しゃばけシリーズはすでにたくさん出版されており
ほぼすべてを読んできていますが、毎回ほっと一息つける人情話です。
この「いちねんかん」は
寝込みがちな若だんなが両親の不在の1年間を乗り切る話です。
将来を心配していた若だんな自身にとっても
父親の店の主の不在をいかに無事に乗り切るのかは大きな転機で
店の働き手、外部の人たちにとっても納得させるために重要ですが
ここはしゃばけシリーズ、多くの妖たちの協力を得て乗り越えていきます。
このシリーズは読んでいて幸せな気持ちになるので
また読み返したくなります。